
デイトラのリスキリング転職コースって何?通常と違うの?
デイトラのリスキリング転職コースは、通常コースとの違いとして期間、金額、対象者など、以下の特徴があります。
- 受講前に自分にあったコースを無料で診断してもらえる
- 6ヶ月のリスキリング期間(学習期間)+3ヶ月の転職活動期間がある
- 受講費用が開始時点で50%オフ。転職成功で20%更にオフ。
- 対象者がはっきりと決まっている
- サポートが手厚い
対象者は「現在職に就いていて、転職するためにスキルを身に着けたい」人です。
転じて通常コースは、
- 受講したいコースを自身で選ぶ
- 活動期限は無制限
- 受講費用がオフになる制度はない(割引クーポンはあります)
- 誰もが対象
- 基本的に自主学習メイン、チャットで学習への相談は可
このような特徴、違いがあります。
使用する学習内容に違いはありません。リスキリング転職コースでは転職に特化した伴走サポート+通常コースといった内容ですね。
現在職に就いていて、転職をするためのスキルを身に着けたい!という方は
リスキリング転職コース
WEBスキルを身に着けて独立、起業したい!という方は
自身が身につけたいスキルに合った通常コース
当記事では、デイトラのリスキリング転職コースについて、制度、対象者、金額について深堀りしています。
Contents
リスキリング転職支援とは?
補助対象になる仕組みを解説
そもそもリスキリングとは?リスキリング転職支援とは?
リスキリング転職支援とは、新しいスキル(リスキリング)を習得し、それによってキャリアアップや転職を目指す人をサポートする取り組みのことです。
- スキル習得支援:
- ITスキル(プログラミング、Webデザイン、データサイエンスなど)やデジタルスキル、あるいは特定の専門分野の知識など、市場価値の高い新しいスキルを学ぶための学習プログラムや講座の提供。
- オンライン学習プラットフォームや専門スクールの受講料補助(助成金・給付金制度など)。
- 学習進捗のサポートや質問対応、メンター制度など。
- キャリア相談・プランニング:
- 個人の経験や適性、市場のニーズを踏まえて、どのようなスキルを習得し、どのようなキャリアを目指すべきかを一緒に考えるカウンセリング。
- 具体的なキャリアプランの策定支援。
- 転職活動支援:
- 履歴書や職務経歴書の添削。
- 面接対策や模擬面接。
- 求人情報の提供や企業とのマッチング。
- 転職後の定着支援。
なぜリスキリング転職支援が注目されているのか

近年、AIやデジタル技術の進化、産業構造の変化などにより、求められるスキルが急速に変化しています。これまでの経験やスキルだけでは対応が難しくなる職種がある一方で、新しいスキルを持つ人材への需要が高まっています。
このような背景から、個人が自らスキルを学び直し、キャリアを再構築する「リスキリング」が重要視されており、国や企業がその支援を強化しています。特に日本では、経済産業省が「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」を展開し、在職者が新しいスキルを習得して転職する際に、受講費用の一部を補助する制度を設けています。
デイトラのリスキリング転職コースも、この経済産業省の事業に認定されており、受講生が新しいスキルを習得し、IT業界への転職を成功させるための包括的なサポートを提供しています。
どんな人が対象になる?
リスキリング転職コースの対象となる方は、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に認定されている補助金対象者要件に沿う必要があります。
具体的には、以下の条件を全て満たす方が対象となります。
- 現在、企業と雇用契約を結んでいる在職者であること。
- 正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなど、雇用形態は問いません。
- 対象外となる方:
- 経営者、役員、業務委託、フリーランスなど、雇用契約を結んでいない方。
- 公務員。
- 無職の方。
- 学生(ただし、アルバイトなどで雇用契約があり、雇用主の変更を伴う転職を目指している場合は対象となる可能性があります)。
- 雇用主の変更を伴う転職を目指していること。
- 受講後すぐに転職しなくても、将来的にキャリアチェンジを目指している場合は対象となります。
- 単なる学習目的や、現在の職場でスキルアップして副業を目指すだけの場合は対象外です。
まとめると、デイトラのリスキリング転職コースは、「現在会社に勤めていて(雇用契約があり)、IT業界などへの転職を考えている方」が主な対象となります。
ご自身の状況が対象となるか不安な場合は、デイトラの公式サイトで詳細を確認したり、無料カウンセリングなどで直接相談してみることをお勧めします。
デイトラのリスキリング転職コースとは?
デイトラのリスキリング転職コースの内容は、通常コース+メンターによる転職支援サポートです。
転職のための特別な学習コースや、変わったことをするわけではありません。選択できる学習コースは6つありますし、事前の無料相談で自身にあったコースを紹介してもらえます。
選べる学習コース
- Web制作コース
Webサイトの見た目を構成するHTML/CSSの基礎から、JavaScriptなどのプログラミング言語、さらにWordPressでのオリジナルテーマ制作まで、Webサイト制作の一連のスキルを習得します。 - Webデザインコース
デザインツールの使い方から始まり、Webサイトや広告バナーのデザイン、UI/UXデザインなど、理論的かつ実践的なWebデザインスキルを習得します。Webデザイナーとして転職を目指す方に適しています。 - Webマーケティングコース
Web広告の運用、LP(ランディングページ)ライティング、SNS運用、Webサイト改善、データ分析、戦略設計など、Webを使った集客や売上向上に必要な幅広いマーケティングスキルを習得します。
Webマーケターや企業のマーケティング担当者としての転職を目指す方に適しています。 - Webアプリ開発コース(Ruby)
プログラミング言語のRubyと、Webアプリケーション開発で広く使われるフレームワーク「Ruby on Rails」を使用して、Webアプリケーションをゼロから開発・公開するスキルを習得します。
Webアプリケーション開発エンジニアを目指す方に適しています。 - プログラミング(Java)コース
Javaの基本的な文法から、オブジェクト指向、SQL(データベース)、Git/GitHubによるバージョン管理、テスト設計など、現場で通用するレベルのJava開発スキルを習得します。Java Silver試験対策も含まれます。
Javaを用いたシステム開発エンジニアを目指す方に適しています。
費用と補助金
デイトラのすごいところは、本来対象コースが終了しないともらえない補助金を受講開始時に適用してもらえるところです。
この制度のお陰で、受講者の負担が大きく減った状態で学習を開始することができます。
デイトラ代表のショーヘーさんが仰っていますが、「受講者にできるだけ負担なく受講してほしい」との思いを込めているとのこと。
『デイトラ リスキリング転職コース』では、受講費用の50%(税抜)が受講開始時点で補助金が適用されます。他のキャリアアップ支援対象スクールは「カリキュラム修了を条件」として、完了後にキャッシュバックでの補助金適用が一般的ですが、デイトラでは最初から補助金が適用されるので安心して受講を開始できます。
また転職後、1年間継続就業で追加の20%相当額※が支給(上限16万)されるため、最大70%の補助が適用されます。※1年間継続就業の補助金には一定の条件があります。詳しくはキャリアカウンセリングにてご説明いたします。
引用|デイトラ
コース名 | 価格 |
Web制作コース | 199,000円 |
Webデザインコース | 184,000円 |
Webマーケティングコース | 189,000円 |
Webアプリ開発コース | 184,000円 |
通常コース(10万~13万円)+
6ヶ月の伴走サポート+3ヶ月の転職支援+転職後フォローアップ+
受講後に学びたいコースを1コース無償でプレゼント(10万円前後)
他スクールではメンターサポート+学習で倍以上の価格がするスクールが多い中、破格のコスパでリスキリングを受けることができます。
転職後の補助金をもらうには、受講したスクールの紹介先であること、転職1年後にあらためて手続きをしないといけないなどの注意点はありますが、受講した時点でかなりお得ですね。
転職支援や就職保証はある?
転職支援サービスは、マンツーマン面談、メンターによるチャットサポート、専用チャットコミュニティなどの手厚いサポートがありますが、就職保証をする制度はありません。
学習期間6ヶ月を終えたら、3ヶ月の転職支援期間があります。
就職保証がない代わりに、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業による補助金50%を受講開始時に適用させる、転職100%を謳うなど、制度としては存在しませんが、かなりの確率で転職に成功するような支援を受けられるようになっています。
無料面談にて自身のキャリア、向き不向きを診断してもらうところから、「受講する前に適正かどうか」を確認できるのがいいですね。
リスキリング転職コースのメリット・デメリット
実際、デイトラのリスキリング転職コースって本当に良いの?」と気になっている方のために、メリット・デメリットをまとめてみました。
転職を本気で考えている人にとっては魅力的な制度ですが、人によっては合わない部分もあります。しっかり比較検討して、自分に合っているか確認しましょう。
メリット
1. 補助金が最初から適用され、自己負担が大幅に軽減
他スクールのように「修了後に申請して補助金を受け取る」のではなく、受講開始時点で50%OFFが適用されるのは非常にありがたいポイントです。
さらに、転職後1年間継続して働けば、追加で20%の補助金(最大16万円)も支給されるため、最大70%の補助を受けることが可能です。
2. 転職特化の手厚いサポート
専属メンターによるキャリア相談、履歴書添削、面接対策、求人の紹介までサポートが受けられます。
転職支援が「おまけ」ではなく、カリキュラムに組み込まれているため、安心して転職活動に臨めます。
3. 6ヶ月の学習+3ヶ月の転職支援期間でしっかり取り組める
受講期間に明確なスケジュールがあるため、「ダラダラ続けてしまって結局転職できない」という事態を防げます。
学習→転職活動→定着支援までの一連の流れを、9ヶ月かけて伴走してもらえるのは大きな安心材料です。
4. 自分に合ったコースを診断してもらえる
「どのコースを選べばいいか分からない…」という方には無料相談で適性診断を受けることができます。強引な営業はなく、客観的な視点でアドバイスしてもらえるので初学者にも安心です。
5. 通常コースと同じ学習コンテンツを利用できる
学べる内容は通常コースと同じで、クオリティに差はありません。「リスキリングだから中身が簡略化されてるのでは?」と不安な方も安心して取り組めます。
更に、リスキリング転職コース終了後にもう1コース追加で受講することができます。受講前はわからなかった、自分に不足しているなと感じるところ、更に伸ばしたいと感じるところを無料で受けることができます。
デメリット
1. 在職中の人しか対象にならない
この制度は「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に基づいているため、無職の方やフリーランス、経営者、公務員などは対象外となります。
- 現在、企業と雇用契約を結んでいる
- 転職ではなく副業目的
- 無職・フリーランス・業務委託
上記に該当する方は、通常コースの受講が適しています。
2. 転職保証制度はない
手厚いサポートはあるものの、「転職できなかったら全額返金」のような明確な就職保証制度はありません。
そのため、自分でも学習や活動の責任をしっかり持って進める必要があります。
3. 受講後、転職先が限られるケースも
補助金を最大限活用するためには、「スクールが紹介した企業に就職する」などの条件があります。希望する企業がマッチしない可能性もあるため、事前に確認が必要です。
4. スケジュール管理が必要
6ヶ月間の学習と3ヶ月間の転職活動には、それなりに時間的・体力的なコミットが必要です。働きながらの学習となるため、継続的な学習時間の確保が課題になる人もいます。
あらかじめ余裕を持てるようなスケジュールを予定しておかないと、途中で挫折してしまうかもしれません。
デイトラのリスキリング転職コースについて|まとめ
デイトラのリスキリング転職コースは、以下のような人に特におすすめです。
- 今の職場を辞めてIT業界に転職したい
- 自分に合った学習コースとキャリア相談を受けたい
- 転職活動を一人で進めるのが不安
- 補助金制度を活用してなるべく安くスキルを身に着けたい
- 期限を決めて学習・転職活動に集中したい
申し込み可能時期 | 通年 |
学習+転職支援期間 | 9ヶ月(学習6ヶ月+転職支援3ヶ月) |
卒業後フォロー | 1年間のメンター質問、相談 好きなコース受講 |
コース名 | 価格 |
Web制作コース | 199,000円 |
Webデザインコース | 184,000円 |
Webマーケティングコース | 189,000円 |
Webアプリ開発コース | 184,000円 |
一方で、副業目的や、すでにフリーランスとして活動している方には、通常のデイトラコースの方が柔軟に学習を進められておすすめです。
自身の目的やゴールに合わせて受講するコースを選びたいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました!